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  3. 【逆流性食道炎の症状】口臭がきつい

一過性のものではない

逆流性食道炎の症状というと、胸焼けや呑酸が有名ですが、それ以外にも口臭がきつくなるという場合があります。
これは、逆流性食道炎は胃酸が食道の炎症や潰瘍を引き起こすために起こるものです。
胸焼けや呑酸、咳や喉の違和感や声のかすれといった症状が続いた場合には、食べ過ぎや飲み過ぎ、食あたりのような一過性のものではなく逆流性食道炎であることが多いです。

逆流性食道炎は胃液が食道に逆流するために起こるもので、呑酸によって胃酸の匂いが口まで上がってきます。
この胃酸の匂いが酸っぱくて独特な香りでツンとした刺激臭であるために、かなり強烈な口臭となってしまいます。

この匂いは残念ながら胃から上がってくる匂いであるために歯磨きやマウスウォッシュ、ガムを噛んだりすることでの解消はできないのです。
そのため、口臭を消していくためには根本的な胃の調子の改善から行っていく必要があります。

口臭の原因

胃の匂いが原因で起こる口臭には、投薬治療などでの逆流性食道炎の治療も大切ですがストレスや生活習慣、消化不良といった胃の不調起こしやすくするものを解消していくことも大切です。
胃の不調が起こるのは胃への負担が重いことが原因です。

胃に負担のかかることとして、ストレス、睡眠不足、疲労、不規則な生活、喫煙や飲酒、脂っこい食生活といったものがあります。
これらが胃への負担を大きくしてキツい口臭となるのです。もちろん、逆流性食道炎を治療していかなければならないのですが、毎日の積み重ねで胃への負担が軽減されれば口臭の改善につながります。

このような対策は1日ですぐに治るものではないので、継続して生活習慣を改善していきます。
また、口臭が消えたからといって治療をやめていいわけでないです。
逆流性食道炎の根本的な治療を行うことも大切ですし、何よりも感覚が麻痺していて自覚症状がないだけで口臭がしていることもあります。

口臭はデリケートな問題ですから他者が口臭を感じていても本人には伝えられないものです。
ですから自分がしっかりと気をつけることが大切ですし、そのためには逆流性食道炎の完治を目指すことが理想なのです。

生活習慣の改善をしても口臭が改善されるまでには時間がかかってしまいます。
口臭がきついと仕事や日常生活で支障が出てしまう人も多いものです。
そこで、早めに改善する方法として、口臭対策のサプリメントを飲む方法があります。

口臭サプリメントは消臭成分が濃縮されているおかげで、胃の中で発生する悪臭の原因に直接働きかけることで消臭してくれる効果があります。
サプリメントは即効性があり便利ですが、根本的治療とはならないのできちんと治療や生活習慣の改善も並行して行っていかなければならないことを覚えておかなければらないことです。