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【おすすめ病院】北里大学北里研究所病院

研究所と学校法人の統合で新たに開設された病院

東京都港区白金にある大規模な病院で、もともとの病院の開設年は1954年と古いのですが、北里学園と同研究所が合わさり2008年に開設されています。
この病院の歴史をさかのぼると、福澤諭吉のサポートを受け北里柴三郎が開いた本邦初であった結核専門病院に行き着きます。
慶応大学医学部と関係が深いのはこのことが理由で、北里は慶応大の初代医学部に就任しています。

その後開設年とされる1954年に記念事業として付属病院を開設し、総合業院へと発展をして今日に至っているのです。
現在の病院は医師約70名、看護師約260名を始め、スタッフの総数は約560名にも上る規模を誇り、病床数も270床を数えます。
そのうち治験病床に60床が当てられており、新薬開発のための社会的責任を担っていることがうかがわれます。
標榜する診療科は、内科はじめ、眼科、耳鼻咽喉科に至るまで幅広く30以上の科を擁しています。

紹介状がなくても受診は可能

大きな病院を受診するには、紹介状がいるのではと心配する方も多いと思いますが、紹介状がなくても受診可能です。
ただし、そのケースは選定療養費名で3,000円が別途必要となります。
紹介状があるケースでは、選定療養費が不要となるのみならず、紹介医院との情報共有で不必要な検査等の重複がなくなり、経済的にも身体的にも負担が少なくて済みます。

出来る限り、現在通院中の医療機関に申し出て紹介状を出してもらえるようにしましょう。
なお、通院中の医療機関が北里研究所病院とタイアップしていなくても構いません。
また、北里研究所病院は原則として予約制が採られており、初診であっても予約をするようにしましょう。
診療科が多くどの科で診てもらえばよいか不明なときは、総合案内で相談すれば的確に指示してくれます。

豊富な人間ドックのコースが用意

北里研究所病院は充実した人間ドッグの各種コースがあり、その特徴として、臨床の第1線で活躍中の医師が担当することやオプション検査も充実している事、異常が見つかれば円滑に診察に移行できること等が挙げられます。
また、病院とは思えないようなくつろげるスペースが用意されている点も魅力です。

日帰りドッグ(60,000円)、1泊2日ドッグ(79,000円)ともに消化器系の検査は含まれていますが、胃カメラは含まれておらず3,000円のオプション扱いとなります。
しかし、せっかく検査を受けるのであれば胃カメラは受けておくべきでしょう。
婦人検診も充実が図られており、子宮頸がん検診や乳がん検診を組み合わせてさまざまなコースが用意されます。
最近、日本での乳がん患者数は急速に増加していますが、これは早い発見で早期に治療を始めると生存率が期待出来るため、定期的な検診が望まれます。

【おすすめ病院】虎の門病院

国家公務員共済組合の病院として設立

設立は昭和33年と古く、国家公務員や家族の加入する共済組合の中央病院の位置づけで東京都港区虎ノ門に造られました。
あの中央官庁が集まる官庁街のほど近くに作られたというのもうなずけます。
病床数は868床で、平成28年度平均の1日平均患者数は入院患者数が約750人、外来患者数が約2,800人と大規模な病院です。
病床は常にいっぱいというわけではありませんが、利用率が約87パーセントと高くなっています。

開院当初から診療科は専門分野別にけられていて、それぞれの科で専門医が担当しており、高度な医療の提供を目標にしています。
現時点では本院37科、分院25科という大編成の診療体制が取られており、さらに、科間での連携を密にした協診により医療分野の分化と統合を円滑に進め、集中的にハイレベルの医療の提供を目指しています。

中央の大病院ならではの特色

医師の教育のための医学教育部を設置し、厚労省の研修指定病院としての重要な役割を担っています。
また、ハイレベルな診療に対応するため、技術を駆使してあらゆる難度の正確な検査が迅速に出来る体制が取られています。

特筆すべきは治験センターで、新しい医療技術の発展には、一般化する前の実験的治療いわゆる治験が必要ですが、これに積極的に取り組み社会の要請にこたえている点です。
治験は国の認可前の医薬品等を試験的に使う事ですが、経過観察など重要で慎重に行わなければいけないので、大変な時間と労力を要しますが、件数では年間40件程度の治験を行っています。

胃や腸については消化器系内科が担当

37もの診療科があると胃・食道・腸などの担当は何処かわからなくなりそうですが、この担当は消化器系内科です。
消化管は、口から肛門まで全長が約9メートルにもよぶ管状をしています。
この消化器系に腫瘍や潰瘍、炎症等のダメージが起きるとその部分の病気のみならず、逆流性食道炎等の他の部位にも疾患が派生します。
そのため胃痛、胸やけ、胃のもたれ等消化器に関連する違和感にとどまらず、原因の分かりにくい食欲不振として現れる事も珍しくありません。

この様なケースは症状から病気を特定することは困難で、内視鏡やCT、MRIといった機器を駆使した検査をしてトータルに判断しなくてはいけません。
特に、近年の内視鏡技術の発達は目覚ましく、カプセル内視鏡等をフルに活用すれば、痛みを感じることなく消化器全体を検査でき、早期発見の確立も上がっています。
食道癌、胃癌、大腸癌などの悪性腫瘍は早期に発見できれば完治が可能ですが発見が遅れると命に影響を与えます。
チョットでも気になる症状があらわれるケースは自己判断で安心せずに、専門家の意見を聞くべきです。

【おすすめ病院】豊中緑ヶ丘病院

平成27年に新築移転された新しい施設

大阪府豊中市にある病院で、開設されたのは平成21年ですが、病床増の需要にこたえるため平成27年には新築移転されました。
アクセスも良く、公共交通機関を利用するケースでは大阪モノレール「少路駅」下車徒歩1分、車利用のケースでは中央交差点「少路交差点」より一つ目の信号を右折、300m先を左折後直進します。
現在の病床数は、60床で一般急性期が30床と障害者病棟30床が用意されます。

診療科は多く、外科、消化器外科、内科、こう門外科、人工透析内科、皮膚科、リハビリテーション科などで専門医が診療を担当します。
この病院のモットーは地域医療の活性化の一翼を担うことが掲げられており、救急医療への対応も検討されています。
リハビリ科も増設・充実が図られ大学病院の医師等、幅広いネットワークを作り、専門科を持つ病院との連携を進めています。

その一方で、地域の小規模な診療所やクリニックとも連携をとって大学付属病院などの大きな病院との中間にポジショニングされる立場で「地域の病院」として信頼されるのです。
透析治療と内視鏡検査は特に充実が進められ、専門的見地から処置や助言などのサポートを行ってくれます。

充実した内視鏡センター

病院の敷地内に新たな独立部門として専門医が配置された内視鏡センターが整えられています。
従来の内視鏡検査は苦痛を伴う事から、患者にとりきつい面があり、抵抗感があるものでした。

ところが近年では、医師の技術の進歩、検査機器の進歩が目覚ましく、短時間で苦痛を感じずに済む楽な検査となりました。
機器・治療・医学の一体となった進歩で、従来手術でしかわからなかったことが、簡単に内視鏡検査で可能となったのです。

日本人に多い消化器系がんも早期発見・早期治療で完治可能

胃癌は、粘膜にできた癌が固って「イボ状」に盛り上がります。
このがんがどの程度胃壁の内側に進行しているか、どの程度の大きさに達しているかによって診断や治療法が変わってきます。
この胃癌が進みリンパ管や血管に入ってしまうと血流等で、離れた別の部位に運ばれて発症し、転移してしまうことになります。
大腸がんも同様に粘膜から発生し、数ヶ月あるいは数年をかけて進行していきます。

原因はさまざまで、環境要因であったり遺伝子の異常等だったり、ポリープが悪性となったりして発生します。
どちらも日本人の死因の多くを占めるがんの中でも、上位に入るものでとてもこわいのですが、早期に発見できれば完治が可能な病気です。

症状が現れていないから、きつい検査は嫌だと拒否することなく積極的に内視鏡検査を受けて、健康を保ちましょう。
平成28年の内視鏡検査実績を見ると、上部消化管が約1800件、下部消化管が約1200件と実績も豊富です。

【おすすめ病院】厚木胃腸科医院

厚木市にある暮らしに密着したクリニック

50年ほど前に開業した厚木市妻田南にあるクリニックで、名前にある胃腸科のみならず歯科まで擁するクリニックです。
そのほかにも、海老名市、伊勢原市などの地方自治体の特定健診医療機関として定められています。
また、東京オリンピックに向けて議論が進む、発がん物質を含むタバコの禁煙外来が設けられたりするなど、幅広く日常生活に寄り添ってくれるクリニックです。

提携病院が充実していることも特徴で、国立がんセンター中央病院や北里大学病院、慶應大学病院、東海大学病院、厚木市立病院、東名厚木病院など大規模な名だたる病院と提携している点が安心できます。

異常を早期に発見するためのクリニック

厚木胃腸科医院は、風邪・腹痛など良くありがちな症状から、高血圧・糖尿病等をはじめとする生活習慣病、あるいは春の訪れが不安な花粉症等、幅広く病気の症状に対処してくれます。
このような内科疾患は、具体的に現れる様々な自覚症状で気が付くケースが多く、これぐらいまだ大丈夫と判断した体調変化でも重大な疾患の前触れであるケースも多いものです。

健康診断で指摘された項目は見過ごすことなく、適切な対処・早期受診が望まれます。
厚木胃腸科医院は、わかりやすい説明がモットーで患者の理解の上、治療が行われます。
さらに、必要に応じ専門医も斡旋してくれるなど、セカンドオピニオンの医師の紹介も相談に乗ってくれます。
的確な受診科がわからないときも相談に乗ってくれますので、安心して掛かることが出来ます。

充実した内視鏡検査

国内の死亡原因で1位の疾患はがんで、約30パーセントはがんが原因で亡くなります。
さらに部位別でみると、胃がん・大腸がんは、男性・女性どちらもベストスリーに入り、さらに近年急増しているのです。
厄介な事に胃がんや大腸がんはどちらも初期段階では自覚症状が現れません。

しかし定期的な検査を行い、早く発見すれば、完治が見込めるがんでもあります。
もちろん、内視鏡による検査は異物を体内に入れるため、時には苦痛も生じますが、機器の発達でコンパクトなモノが主流となり、従来のように苦痛を感じる検査ではなくなりました。

さらに、効果的に鎮静剤を使う事で大半の患者が全く苦痛なく受検可能となっています。
厚木胃腸科医院には最新の内視鏡が導入されており、安心して検査を受けることが可能です。

この検査のコストは、内容によりかなり変動します。
概算を言うと、胃・大腸とも3割の自己負担のケースでは、10,000円までに収まることが多いようです。
ただ、ポリープが見つかり切除処置が必要となれば、ケースバイケースですが、目安として2~3万円程度かかります。
検査に要する時間は、胃のケースは約5分、大腸のケースは15~30分かかりますが、麻酔等の前処置が別途必要です。

【おすすめ病院】四谷メディカルキューブ

医療法人社団あんしん会が経営する大規模医院

東京都千代田区二番町にある2005年開設の大規模なクリニックで、診療科は、総合内科、糖尿病内科、消化器内科など数多くあります。
病床は19床ですが、建物は地下1階・地上7階建てで職員数も医師38名、看護師78名他各種技師やセラピストなど数十名を擁しています。

2015年度の診療実績を見ると外来患者数が一日約290人、ひと月の総入院患者数が約600人と効率的な診療が行われる人気の病院であることや平均の在院日数が2~3日と短いことなどからスタッフの技術の高さがうかがえます。
手術件数は約3,000件、画像検査が40,000件超、内視鏡検査も約7,500件と検査機器も充実しています。

手術は多岐に渡り、外科のみならず婦人科や女性泌尿器科などに強い医院です。
地下は駐車場、また6階は全フロアウィメンズセンターとされており、女性に対する配慮も万全です。

外来は完全予約制の人気の高いクリニック

このクリニックの一般外来の診療科は消化器内科ピロリ菌外来、禁煙外来、外科、内視鏡外科、減量外科等が設置されており、各科ともそれぞれに専門の医師が診療を担当します。

外来診療は完全予約制のため、落ち着いた雰囲気の中でくつろいで受診出来ます。
豊富な経験を有する医師をはじめとする各種医療スタッフが、懇切丁寧にわかりやすく説明しながら対応してくれるのが安心です。
診察に不安のある方は、セカンドオピニオンの相談にも乗ってくれますので信頼できます。

尿検査をはじめピロリ菌など主要な検査は院内で可能な態勢が取られていますので、通院当日に結果がわかり時間も無駄になりません。
CTやMRIなどの検査器具も最新のモノがそろっており、スピーディな診断と治療を助けています。
気を付けたいのは診療科ごとに診察日が違っており、スケジュールを確認して予約受付に電話すると間違えありません。

最大の特徴はウィメンズセンター

このクリニックの最大の特徴は、女性のみが訪れるウィメンズセンターで、医師以外の男性が一切入らない女性専用フロアです。
個人のプライバシーを尊重できる設計がなされた診察室や、時間帯ごとにアロマの香りを代える等、女性がくつろげるスペース・環境作りにも心づかいの感じられるクリニックです。

PET検査、マンモトーム等の機器を始め、大規模な病院内である最大の利点を生かしつつ、静かなスペースで診察が受けられます。
それぞれの科のドクターは連絡を密にして、女性疾患をトータルで支援します。

街中の多くの女性専用クリニックは外来をメインにしていますが、四谷メディカルキューブのこのセンターでは、外来診療のみならず、例えば女性泌尿器科は子宮脱等の手術・入院に至るまで、トータルに済むため極めて合理的です。